■

もう嫌

もう嫌

もう嫌

もう嫌

もう嫌

もう嫌

生きたくない
嫌だ

生きてると
何が変わるの？

生きてても
救われない人だっている
救いがないのなら
生きても変わらない

苦しいのは嫌
もう
苦しいのは嫌

どうして

苦しめられなきゃ
いけないの？

どうして
眠れないほどに
泣かなきゃいけないの？

どうして
好きなように
生きちゃいけないの？

どうして
自分の主張を抑えて
したくもない愛想笑いを
しなきゃいけないの？

苦しみの果ては
死ぬことしかない

やりたいこと
いっぱいあるのに
自分の手で
未来を閉ざしたくない
そんなこと
したくないのに

「生きる」という
選択肢が
どこにも
見当たらない

もう
泣きたくない

もう
苦しみたくない

もう
干渉されたくない

身体からは
急速に熱が
失われていく

それとともに
床に広がる
生暖かい
赤い池

壁や
天井に
点々と広がる
赤い斑点

首に咲いた
血の華

そんな死に方も
いいかもしれない

俺という
存在は
この世の
ゴミなのだから…

不要な
存在なのだから…

価値のない
存在なのだから…